7/3(日)にNPO法人日本空手松涛連盟の第12回東海北信越地区空手道選手権大会が、富山市総合体育館にて開催されました。
土曜日は長女が学校だったため、7/2(土)のお昼過ぎに静岡を出発。
東名高速から豊田ジャンクション経由で伊勢湾岸自動車道-東海環状自動車道-東海北陸自動車道-北陸自動車道を通って、富山へ。何しろトンネルだらけでびっくりしました。特に飛騨トンネルは何と11km
こりゃ間違い無く日本一だろ!と思ったら、日本で第3位だそうです。因みに1位は関越トンネルの11,055m、2位が山手トンネルの10,900m、3位が飛騨トンネルの10,710mだそうです。清水と静岡間が約10kmだから、その長さが尋常じゃないことが伝わるでしょうか
途中、浜名湖SAやひるがの高原SAなどでトイレ休憩も入れながら、約6時間で富山に到着。
(浜名湖SAのスタバで買ったキャラメルフラペチーノ)
(ひるがの高原SA。前方にはスキー場が見えました。)

夕食は妻が下調べしてあったジョイフルへ。私はサイコロペッパーステーキにしましたが、安くて美味しかったです。
19時頃、やっと宿泊先の「アパホテル 富山駅前」へ到着。
(部屋からは富山駅が一望できました)
(ホテル近くにはカターレ富山の応援フラッグが!)
大浴場へすぐに直行して、風呂上がりにビールを飲んで、22時頃早めに就寝。
(試合前でも風呂上がりのビールは大切です
)
翌朝は5時半頃起床して、6時から朝食バイキング。普段の朝食時間は7時だそうですが、ホテル側が1時間前倒しにしてくれたそうです。8時半には選手集合だったので、これは助かりました。
朝食後は、昼食を買うため近くのコンビニへ。J2・カターレ富山とのコラボローソンで珍しかったです。
8時頃、会場の富山市総合体育館に到着。
大きい体育館で内部設備もすごく立派でした。今回は富山県での初開催とあって、審判員も例年より少なかったため、私は試合が終わった後にそのまま審判でした。
結果については以下の通りです。(子供達の試合は後でビデオで見ました)
★長女
型・組手とも初戦敗退。
型は全体的には相手に勝っていたように思えましたが、本人曰く一箇所ぐらついてしまったようです。ビデオでは遠くからだったので確認できませんでした。2-2の引き分けで通常なら再試合のところでしたが、この日の審判申し合わせ事項により主審判断で僅差の敗退。出来は悪くなかっただけに惜しかったですね・・・。
組手は何度か長女の突きも入っていたように思えましたが、結局0-2で敗退。私と同じく体が小さいので、受けにまわっているとやっぱり勝てない。自分から攻撃を仕掛け、自分のペースで戦うことが難しいけど大切だと思う。
結果は残念でしたが、月曜日からテストという状況の中、限られた時間で稽古をし、大会に出場したことは評価してあげたい。
★次女
型 : 敢闘賞受賞(ベスト8)、組手 : 初戦敗退
型は予選を勝ち上がり決勝進出し敢闘賞を受賞しましたが、全体的な出来は今ひとつでした。普段の稽古の時から指摘している、技を置きに行く癖が抜けず、形はきれいながら迫力が伝わってこない欠点が出てしまいました。「絶対負けないぞ!」というような迫力が全身からみなぎってこないと、3位以内は難しいと思います。
組手 : 初戦敗退
技は出しているものの、長女と同じく受け身になってしまっているので、同じタイミングで出しても相手の方が速く技が決まってしまいます。いかに自分から攻撃を仕掛け、構えているときにも相手が技を出してきても返し技やカウンターをいつでも出せるような試合運びをすることが課題です。
★私
今年も一般二部(40代)型の部に出場。今年は富山県開催で例年よりエントリー選手が10名と少ないこともあり、男女一緒で得意型の一発勝負でした。
昨年の全国大会で優勝しているものの、一般二部は今年40代になって新しくエントリーしてくる選手もいるため、毎年油断はできません。
練習場で、30分ほど柔軟運動、基本、得意型の五十四歩を何度か流して、すでに汗が吹き出した状態。何となく体が重い状況で少し不安もありましたが、今までやってきたことを信じて試合に臨みました。
エントリー順をくじで決めたところ、なんと2番目。得点制でやる試合形式の場合、やはり後半に演武した方が有利ということもありましたが、これも運だと思い試合本番へ。
演武するのは長年得意型としてやってきている「五十四歩小」。小さい頃から父に叩き込まれた「目の位置」「気合い」「決める」の3点を頭に置いて思い切り演武しました。途中、前蹴りが中途半端になる点を除いては、自分なりにまぁまぁの出来だったかなと思います。
その後9人の選手が演武し、私が出した25.0点が最高点だっため何とか優勝することができました
この大会では一般一部の頃に何度か優勝したことはあったんですが、一般二部ではこの大会初優勝
素直に嬉しかったですね
。
準優勝は同じ静岡県のKさん、第3位も静岡県のNさんと、この種目は静岡県で表彰台独占というおまけまでつきました
。
また同じ道場からエントリーした一般一部のNは、この日記録的な大活躍
組手の部では強豪選手を次々に倒し見事念願の初優勝
型の部、古典型の部でも準優勝と、出場した種目全てで入賞と立派な成績でした。「前の晩に遅くまで遊んでたのに、それで結果を残してしまうあたりさすが若いなぁー」としきりに冷やかしてました
。
車椅子型の部では、同じく同じ道場のK君が第3位入賞。昨年の全国大会でも第3位に入っており、長年率先して車椅子空手をやってきた努力が実を結んで来ていますね。
なお、試合進行は富山県初の開催で、父兄の方など空手関係者以外の人達がメインでしたが、朝から試合終了までてきぱきとスタッフの方が動き、試合進行も非常にスムーズで感心しました。富山県本部長のリーダーシップと、協力して動いてくれたスタッフの連携が素晴らしかったと思います
。
帰りも6時間くらい掛かることが予想されたため、疲れを癒す意味もあり、妻が調べてくれたあった日帰り温泉「長八温泉 花の湯館」へ。
銅褐色の温泉は体も休まり気持ちよく、温泉を出た後休憩室で横になったら30分ほど気持ちよく眠ることができました。あ、温泉上がりのコーヒー牛乳はもちろん飲みましたよ
。
ついでに夕食もそこで食べましたが、どの料理も美味しかったです。ちなみに私はヒレカツ定食を食べました。
温泉効能などが貼っていなかったのがちょっと残念。あとでネットで調べたら源泉掛け流しとのことなので、そのあたりをもう少しアピールしてもいいのではないかなと思いました。
お腹も一杯になったところで、帰途へ。
途中土砂降り
も何箇所かありましたが、道路も空いていて眠くももならず0時頃に自宅に無事到着。長女も次女も温泉に入って夕食も食べた後だったので、よく寝ていました
。
その後軽くシャワーで汗を流した後、どろのように眠りについたのは言うまでもありません。
こうして終わった、東海北信越地区空手道選手権大会。1ヶ月後には長野で全国大会が控えているため、子供達と共に頑張って稽古したいと思います。
押忍