第16回東海北信越地区空手道選手権大会
6/28(日)に静岡県武道館にて、NPO法人日本空手松涛連盟の第16回東海北信越地区空手道選手権大会が開催されました。
地元開催ということで、前日の夜も多くの人が会場準備に駆けつけ、私もタブレットシステムの設置&電波状況確認作業があり、自宅に戻ったのは22時過ぎでした。
長女と次女は選手として、私は選手兼試合管理システム担当として当日を迎えました。子供たちの試合を見ることができなかったため、結果のみです。
★長女
一般女子型の部 : 1回戦敗退
静岡県の強豪選手との初戦となり惜しくも敗退。
一般女子はエントリー人数が8人と少なかったので、初戦を突破すれば決勝だっただけに残念でした。大会直前まで実習で忙しく稽古量も少なかったので今回の結果はやむを得ないかな。
★次女
中学三年女子型の部 : 4位
中学三年女子組手の部 : 1回戦敗退
型では予選で岐阜の強豪選手と対戦。朝プログラムで対戦カードを見て、本人も少し不安そうでしたが、本戦で引き分け。再試合引き分けも主審判断で見事勝利!4人による決勝進出となりました。
決勝は五十四歩小を演武。3位の静岡県選手と同点ながら最低点の差で惜しくも第4位(敢闘賞受賞)。相当悔しかったらしく、席に戻ってきた時には悔し涙を流していました。この悔しさを全国大会にぶつけてほしいものです。
学年が上がるごとに人数が減っていく女子選手ですが、残った本気の選手の中で勝ち上がるのもなかなか難しいものですね。
(総本部指導員・牧田先生と松江先生による見事な演武)
★自分
一般二部男子型の部:準優勝
1週間前の総本部道場で左足を痛めていたこともあり、試合前日の土曜日は久しぶりの稽古。軽く動かそうと力を入れたところ、左足付け根から臀部に激痛が!その日は何とか騙し騙し稽古をしましたが、歩くにもびっこを引いて、痛くて胡座もかけない状態。この痛みは軽い肉離れかな・・・やばい・・・。
5歳から始めた空手道で毎年数多くの大会に出場してきました。これまで試合前に軽い怪我はあったものの、これだけの痛みを抱えて試合に臨むのは初めての経験。
さらに、4月からの単身赴任生活で試合前の稽古量も激減。得意型も今年から新たに壮鎮(ソウチン)に変更して臨む初めての大会。
正直、かなり不安を抱えて試合当日を迎えました。
こういう悪い状況に陥った時、自分に言い聞かせている言葉があります。
「目の前に起こったことはすべてパーフェクトだ」
これは、元巨人の桑田真澄投手が書いた「心の野球」にあった一節。試練は辛く苦しいことではなく次への挑戦という心の持ち方。
「試合当日に、足の痛みがすぐに治るわけないし、新しい型の稽古不足も補うことはできない。」
「今やれることは、入念なウォーミングアップをして、この状態でできる最高の演武を目指すことだ。」
そんな気持ちで練習場で汗をたっぷりかいて稽古をしていたら、自然と痛みや不安も軽くなっていきました。
そして、試合本番。
エントリー36名中、予選を勝ち上がった8名が決勝戦へ。試合では10年以上ぶりに演武する「壮鎮(ソウチン)」。
足の痛みは残っていましたが、表情には出さないよう気合を入れて何とか演武を終えました。
結果は、昨年に続き準優勝。
優勝できなかった悔しさはもちろんありましたが、このような痛みを抱えて一定の結果を残せたことは、自分にとって一つの自信になりました。
全国大会も目前に迫っているので、まずはこの怪我を接骨院などで治療して、今大会より良い状態で試合に臨めるよう準備したいですね。
道場の子供たちも例年より出場選手は少ないですが、少しでもいい結果が残せるように指導していきたいと思います。
押忍
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