空手道場鏡開きと自然石割り
今日は、長女・次女と一緒に空手道場の鏡開きに参加。年末の稽古納めから約2週間。久しぶりに着る空手道着は冷やっとしますが、道場の冷たい空気や床とともに、やはり気持ちが引き締まります。
最初の礼式を行い、館長から新年のご挨拶をいただいた後は、恒例の写真撮影。昨年は幼稚園の子供達や一般の方も増えて、道場も活気が出ました。
準備運動をしてから、基本、型、組手を今年最初ということもあり軽めに稽古。最初は身体がまだ暖まっていなかったのか、動きも鈍く気合いも小さい子供達でしたが、最後の組手の頃には大きい声を出していい顔をして稽古していました。
みんなでの稽古が終わったところで、私が自然石割りを披露。
年末の稽古納めの時に、「拳を握ることは大切だぞ!しっかり握っていないと、自分が攻撃しても怪我するし、板や瓦なんか絶対に割れないぞ!」と子供達に指導していました。館長もその場で板を持ってきて小6男子に初めて割らせてみたり、分厚い板を3枚割らないと本部指導員になれないなどの話もしてくれて、拳を握ることの大切さを教えてくれました。その流れで、「じゃあ、先生が鏡開きの時に自然石割りを見せてやるよ」と子供達に約束していたのです。
自然石割りは父に子供の頃に教えてもらいやってきましたが、前回やったのはは6年以上前。ブランクもあったので2日前に少し小さめの自然石を割って予行演習は済ませていました。
初めて見る子供達も多いので、実際に割る自然石を子供達みんなに回して手に持たせました。拳を握ることの大切さをもう一度説明し、昔拳をしっかり握らずに自然石割りをした人が、何度も挑戦しては骨折していたことなどを話しました。
「先生も失敗したことあるけど、しっかり拳を握っていれば怪我はしない。だからみんなも稽古中は拳をしっかり握るんだぞ。」と子供達に声を掛けて、いよいよ本番。
正座して黙想し精神を集中させてから、力を込めながら2~3回試し割りのモーションを行い、気合いとともに右手・鉄槌(てっつい)を振り降ろし、見事成功
(大きさがわかるようにライターを置いてあります)
(5つに砕けました)
思ったより粉々に割れて、石のかけらが割った瞬間にパーンと飛び散ったのも良かったのか、子供達から「おぉー」という驚きの声が上がりました。
割れた石を見ようと子供達もみんな集まってきて、「先生、手は大丈夫?」「すげぇー、粉々だ・・・」「石って本当に割れるんだ!」・・・などなど感想は様々でしたが、子供達も喜んでくれたようです。
この自然石割りを通して、拳を握ることの大切さ、集中力、気合い、1点に力を集中させる技術、挑戦する心など・・・・空手道を学ぶ上で大切なことを、子供達にも感じ取って欲しいし、今後の指導にも活かしていきたいと思います。
試し割りの後は、終わりの礼式を行い、いよいよお楽しみのお汁粉。大きい鏡餅を切り分けて作ったお汁粉は本当に美味しい。父兄さんや指導員の先生も加わって、みんなで美味しく頂きました
。
こうして2013年の空手道も始まりました。道場の子供達の指導をしつつ、自分自身も全国大会連覇を目指して頑張っていきたいと思います。
押忍
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