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2006/07/21

実話!振り込め詐欺

昨日行きつけの喫茶店で食後のコーヒーを飲んでいた時、ふと携帯を見ると自宅から何度も着信履歴があることに気が付きました。

留守番電話には母から「気が付いたら家にすぐ電話してください」と沈んだ声が・・・。

「身内に不幸があったのか?」「子供が大怪我でもしたか?」それとも・・・と頭の中で悪いことばかり考えながら、家に電話しました。

 母: 「あぁ~良かった」

 妻: 「交通事故で重体・・・○△×・・・」と涙声。一瞬父が交通事故でも起こしてしまったと不安に思いました。

 父:「あぁ~良かった。さっきお前が交通事故を起こしたという警察からの電話があったんだよ。」

「やっぱり振り込め詐欺だったんだ!」

何と世間で騒がれている振り込め詐欺の電話が私の家に掛かってきたんです!

その時のやり取りは以下の通りだったとのこと。

電話が鳴ったので母が出ると、

「○○さんのお宅ですか?警察ですが○○さんのお母様ですか?」

「はい、そうですが」

「実は○○さんが先ほど交通事故を起こしまして、加害者になっています。」

母はその時点でパニックとなり、たまたまお昼で帰って来ていた父に電話を代わりました。妻は外で洗濯物を取り込んでいたようで、母から話しを聞きやはりパニック状態に・・・。

■警察官
★父

■「○○さんのお父様ですか?○○さんが先ほど交通事故を起こして加害者になっています。」

「ジュースを買おうと旦那様が車を離れて停車している車に息子さんの車が追突したのですが、同乗していた妊婦の奥様が頭に怪我をしています。」

★「息子は大丈夫なんですか?」

■「息子さんは大丈夫ですが、パニック状態で吐いてしまっていて、会社にも言わないでくれと言っているため、私が連絡させてもらっています。」

この時点では父も母も妻も、本当に私が交通事故を起こしてしまったと思いこんでしまったようです。

その後本人確認のためと、私の生年月日を聞き出した上でさらに話を続ける警察官。

ただ、父は私が無事だったということでその後冷静に話しを進めます。

★「とりあえず息子が交通事故を起こしてしまい被害者の方にお詫びしたいので、場所を教えて下さい。」

■「お父さん。まずは最後まで私の話を聞いて下さい。」

「今息子さんはパニック状態で、被害者の旦那様が大変怒っておられます。」

★「追突したということは、被害者の方はむち打ちですか?」

■「いえ、フロントガラスに頭を突っ込んで怪我をされています。」

★「救急車は呼んだんですか?」

■「いえ、まだ交通事故が発生したばかりで病院へは行っていません。」

この時点でまず父は、追突なら通常頭が後ろに行くからむち打ちになるはず。どう考えても頭からフロントガラスに突っ込むのはおかしい。また怪我人がいるのに救急車も呼んでいないのはおかしい。

父は、「もしや振り込め詐欺では?」疑いはじめました。

★「息子が会社には言わないでくれと言っているそうだが、どうせ後でばれるんだから私が代わりに会社に報告します。」

■「でも息子さんが拒否されいてますよ」

★「会社の車で事故が起きれば、どちらにしても後でわかってしまうでしょ?」

■「いえ車はそれほど壊れていませんので。」

話せば話すほどつじつまが合いません。

フロントガラスに頭が突っ込むほどの衝撃なのに、加害者の車が壊れていないのはおかしいし、私が会社に報告しないでくれと言っているのも、どう考えてもおかしい。

■「被害者の旦那様が大変お怒りになられています。」
「警察としては示談を勧めたいのですが」

★「まだ被害者の方が病院にも行っていないのに示談はできないでしょ?」

■「示談が成立すると警察はその後介入できないので、今こうしてお話をしてるんです。」

「被害者の旦那様が入っている保険が1日13,000円の補償のもので、62日分で80万6千円をとりあえず立て替えて振り込んでもらえませんか?

「それで示談にしたいと被害者の方がおっしゃられています。」

父は、「やっぱり振り込め詐欺だ!」と確信しました。

警察が示談を進めることはあり得ないし、被害者の診断書もない状態で勝手に62日(=2ヶ月)としている判断材料もおかしい。

だいたい事故が起きたばかりでいきなり示談とか振込というのはあり得ない。

★「とにかく私から息子の会社に報告するから。」

「事故現場はどこだね?」

■「本当にいいんですか?息子さんは拒否していますが・・・。」

★「いいから事故現場はどこだね?」

■「草薙114番地です」

★「息子の会社に報告後あなたに電話するから、警察署、所属、あなたの名前と連絡先を教えて下さい。」

■「清水警察署交通課の望月です。」

「連絡先は 0543-○○-0110です。」

★「わかりました。後で連絡します。」

これで電話が切れました。

ずうずうしくも住所や連絡先はそれらしいものを答えたそうです。

後で調べたところ、当然清水警察署の電話番号とは違うし、[望月」という名字は清水は多いから、フルネームで言わないのもおかしい。

かなり早い段階で父はおかしいと思いつつ、私の安否も気になるので、妻や母が途中で私の携帯へ連絡を入れていたとのこと。

しかしこういう時に限って着信に気が付かず、何度電話しても出ないので、妻や母はかなり心配していたようです。

今となっては、何人も使って警察や被害者などになりきる、手の込んだ振り込め詐欺犯じゃなくて良かったと思う反面、その場に父が居なかったら騙されていたかもしれないと少し怖くなりました。

電話で話をした父・母ともに、「話し方も警察っぽく落ち着いた感じだし、あれじゃぁ騙される人もいるかも・・・。」と言っていました。

それにしてもこんなに身近に振り込め詐欺があるなんて・・・。

後で嘘だとわかっても、その時は凄く心配になるし不安になるし、家族の気持ちを逆手に取った卑劣な犯罪だと思います。

まぁ我々家族としては、「交通事故と詐欺には気をつけろ」というサインとして捉えようと、前向きに考えることにしました。

みなさんのお宅にもいつこのような電話があるかもしれません。

まずは相手の話を鵜呑みにせず、努めて冷静に対処しつつ、自分が話のペースを握ることがポイントですね。(by 父)

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コメント

batasyさん、zouさん、いつもコメントありがとうございます。

★batasyさん
>ただ....うちの親の場合、違う意味で逆上しそうで怖かったり
>します。下手すると速攻で上京してきて....

ははは。「もう実家に戻れ!」みたいな感じですか?(^_^;)
まぁいくつになっても、親は子供のことが心配なようです。

★zouさん
ほんと、まさか自分の家に振り込め詐欺の電話なんて
びっくりしました。(@o@)
どんなことがあっても冷静に対処する・・・これが基本ですかね。

投稿: バルサ | 2006/07/26 08:20

バルサさん、こんにちは!

なんか、現実なんだなーっと改めて実感。
バルサさんのお父さんがしっかり対処されてよかったですね!
もうないとは限らないから、
気を引き締めておかないとですね!

投稿: zou | 2006/07/25 11:44

私も親元を遠く離れて、且つ親の心配の尽きないような暮らしぶりなので少々不安です。

ただ....うちの親の場合、違う意味で逆上しそうで怖かったりします。
下手すると速攻で上京してきて....あぁ、想像するだに恐ろしい(汗)

投稿: batasy | 2006/07/25 00:50

hirorinさん、いつもコメントありがとうございます。
お知り合いも何人か電話があったんですか?
本当にたちの悪い卑劣な詐欺ですよね。
結果論から言えば単独犯で良かったなというのが本音です。
hirorinさんが言うように、何人も使って子供の声とかしたら
やっぱりパニックになると思います。

>だいたい親が子供かわいさで事件をもみけそうなんて考える
>から、ドツボにはまっちゃうんです!よね?

まさにその通り!
私も気をつけないと・・・(^_^;)

投稿: バルサ | 2006/07/23 22:37

危なかったですね~。静岡でも多いみたいですね。私の知り合いでも何人もかかってきているみたい。
敵も用意周到なケースがあって、まず、息子のケータイに1週間くらいイタズラ電話をかけまくり、息子がケータイに出なくなった頃を見計らって実家に電話。で、お母さんが息子に確認しようとしたら、いくらかけても息子は出ない・・
なんてことも聴きましたよ。

最近は電話の向こうで「おかあさん・・」という子供の声が一瞬したりして、パニックになることもあるとか。

お父様の「会社に連絡する」っていうのは正しいと思います。だいたい親が子供かわいさで事件をもみけそうなんて考えるから、ドツボにはまっちゃうんです!よね?

投稿: hirorin | 2006/07/21 17:39

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